ブルースクリーンとは
ブルースクリーンとは、Microsoft Windowsのオペレーティングシステム (OS)に何らかの原因で異常が発生した際に表示されるメッセージおよび、その画面全体を指す通称です。
青いスクリーンに白い文字で英語、あるいは日本語で「システムが不安定になっています」などといった警告文が表示されます。
ブルースクリーンは、次のようなタイミングで表示されます。
・電源を投入後、Windowsが正常に起動した後、突然表示される
ブルースクリーンは一度表示されると、再起動しても表示され、Windowsが正常に起動しない状態になります。
ブルースクリーン3つの原因と対処法
ブルースクリーンの原因には、大きく3つの要素が考えられます。
・ハードディスクのトラブル
・OSのトラブル
それぞれのトラブルの詳細と対処法をご紹介します。
メモリトラブルと対処法
ブルースクリーンが表示される原因は、メモリのトラブルに起因するもの最も多いと言えます。
メモリのトラブルにも2種類あり、メモリ自体の故障と、メモリスロット(マザーボード側)が故障している場合が考えられます。
メモリ自体が故障しているケースでは、メモリを差し替えて起動することで復旧する可能性があります。
それでもブルースクリーンが表示される場合は、メモリスロットに原因があると考えられますので、メモリスロットを差し替えて起動します。
ハードディスクトラブルと対処法
ハードディスクの故障はパソコンにはつきもののトラブルのひとつで、ブルースクリーンの原因としてもポピュラーと言えます。
対処法としてはパソコンを分解してHDDを交換、完了したら新しくOSをインストールしてから起動を試します。
OSトラブルと対処法
OSの起動に必要なシステムファイルが破損、データを読み込めずにブルースクリーンが表示されるケースもあります。
この場合、リカバリーでWindowsを初期化すれば解消されます。
ただし、リカバリーをおこなうとHDD内に今まで保存したデーターや設定内容などはすべてなくなってしまいます。
パソコンからHDDを取り出し、データを移行する方法はこちら
上記の対処方法やパーツの交換が難しいと感じたら、ひとまず必要なデータのバックアップだけを行い、パソコン修理の専門業者に依頼されることをおすすめします。