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富士通のパソコンでスクリーンショットを撮るには?撮り方を徹底解説します

更新日:2022年4月25日
パソコンの画面を画像として保存したものをスクリーンショットと言います。 スクリーンショットは非常に便利ですが、パソコンを初めて購入した人やパソコンに慣れてない人の中にはスクリーンショットの撮り方がわからない人もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、富士通のパソコンでスクリーンショットを撮る方法について、詳しく解説します。
この記事の監修者
監修者:西村 敏正
西村 敏正日本PCサービス株式会社カスタマーサービス部 部長 兼 NPO法人ⅠT整備士協会 理事
2005年4月、日本PCサービス株式会社に入社。関西圏を中心に年間1,000件以上のパソコン修理などデジタルトラブル対応を6年間実施。
その後、会員サポート事業の責任者として全国からの様々なIoT機器サポート対応を行うコンタクトセンター事業の立ち上げと運営に従事し、デジタル機器サポートのスキーム構築にも9年間携わる。
また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として、中小企業のDX化を促進するため法人向けの新たな資格制度を構築。
保有資格:パソコン整備士検定/社内IT整備士検定/デジタル庁 デジタル推進委員
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スクリーンショットとは

スクリーンショットとは、パソコンのモニターやその他の視覚デバイス上に表示されているもの全体または一部を写した画像のことで、スクリーンキャプチャや、スクリーンダンプと呼ばれることもあります。

スクリーンショットの撮り方にはさまざまな方法がありますが、どの方法も簡単なので、さまざまな場面でスクリーンショットを活用している人は多いのではないでしょうか。

スクリーンショットの活用方法

スクリーンショットには具体的にどのような活用方法があるのか見ていきましょう。 スクリーンショットの活用方法には以下の3つがあります。

スクリーンショットの活用方法
  • パソコンの画面を画像として保存することができる
  • 何かを説明する際に役立つ
  • 加工や印刷ができる

それぞれ詳しく解説します。

パソコンの画面を画像として保存することができる

スクリーンショットは、パソコンの画面を画像として保存することができます。 例えば、誰かとパソコンの画面を共有したい場合に、スクリーンショットした画像をメールに添付するだけで円滑な情報共有が可能となります。

スピードが要求されるビジネスシーンでは特に重宝されることでしょう。 また、地図や時刻表などをスクリーンショットすることで、これらの情報が確認しやすくなります。

仮にネットがつながらないような状況に陥ったとしても、画像として保存しておけばいつでも確認できるのです。

何かを説明する際に役立つ

何かを説明する際、スクリーンショットは資料として大いに活用することができます。 スクリーンショットなら文字だけでなく、表示されている画像もすべて保存されるので、文字だけでは伝えにくい情報も視覚的にわかりやすく伝えることができます。

ビジネスシーンにおいては、資料を作成する際にスクリーンショットが役立ちます。 ピックアップしたい情報をスクリーンショットしておくことで、後から再度情報を検索する手間も省かれ、作業の効率化につながります。

加工や印刷ができる

スクリーンショットは画像なので、加工や印刷も可能です。 Windowsに標準搭載されているペイントや、その他画像加工ソフトを用いれば簡単に加工することができます。 もちろんプリンターを使えば印刷も可能です。

スクリーンショットを使って何かを説明する際、画像加工ソフトで丸印や矢印などをつけることで、さらにわかりやすくなります。

富士通のパソコンでスクリーンショットを撮るには

それでは、富士通のパソコンで実際にスクリーンショットを撮るにはどうすればいいのかについて見ていきましょう。 スクリーンショットの撮り方には以下の5つがあります。

スクリーンショットの撮り方
  • Print Screenを押す
  • Win+Print Screenを押す
  • Alt+Print Screenを押す
  • Snipping Toolを使う
  • 切り取り&スケッチを呼び出す

それぞれ詳しく解説します。

Print Screenを押す

最も簡単かつ基本的なスクリーンショットの撮り方です。 OSがWindowsの場合、キーボードの「Print Screen」キーを押すことでパソコンの画面全体をスクリーンショットとして撮ることができます。

キーボードによっては「Prt Scrn」や「Prt Sc」など略称で表示されている場合があるため、Print Screenが見つからない場合はこれらの文字列を探してみましょう。

ノートパソコンの場合はPrint Screenキーがない場合が多く、F11などのファンクションキーに「PrtScr」などと書かれていることがほとんどです。 このような場合はファンクションキーを押すだけではスクリーンショットを撮ることはできないため、「Fn」キーと同時に押すことでスクリーンショットを撮ることができます。

スクリーンショットは基本的には「スクリーンショット」フォルダに保存されますが、パソコンの設定によってはクリップボードに保管されるのみで、画像として保存されない場合があります。 そのようなときは、「ペイント」にスクリーンショットを貼り付け、画像として保存しましょう。 具体的な手順は以下の通りです。

スクリーンショットを画像として保存する方法
  1. 「スタート」メニューの「Windowsアクセサリ」から「ペイント」をクリックします。
  2. ペイントが起動したら、「Ctrl」キーと「V」キーを同時に押します。
  3. クリップボードに保管されたスクリーンショットが貼り付けられます。
  4. 左上の「ファイル」から「名前を付けて保存」をクリックし、任意の場所に名前を付けて保存します。

スクリーンショットの保存先を変更することも可能です。 今回は例として、保存先を「スクリーンショット」フォルダから「デスクトップ」に変更する手順を紹介します。

スクリーンショットの保存先を変更する方法
  1. タスクバーにあるフォルダアイコンをクリックして「エクスプローラー」を起動します。
  2. 左のメニューから「ピクチャ」をクリックします。
  3. 「スクリーンショット」フォルダを右クリックします。
  4. 表示されたメニューの中から「プロパティ」をクリックします。
  5. 「場所」タブの「移動」をクリックします。
  6. 左のメニューから「デスクトップ」をクリックします。
  7. 「フォルダの選択」をクリックします。
  8. フォルダのプロパティ画面に戻るので、「OK」をクリックします。

Win+Print Screenを押す

「Windows」キーと「Print Screen」を同時に押した場合もパソコンの画面全体をスクリーンショットとして撮ることができます。 ノートパソコンの場合は、「Windows」キーと「Fn」キーと「PrtScr」キーを同時に押しましょう。

こちらの方法でスクリーンショットを撮ると、スクリーンショットがクリップボードの保存される設定になっていたとしても、「スクリーンショット」フォルダに保存されます。

そのため、すぐにスクリーンショットを画像として保存したい場合はこちらの方法がおすすめです。

Alt+Print Screenを押す

「Alt」キーと「Print Screen」キーを同時に押すと、パソコンの画面全体ではなく、アクティブ状態になっているウィンドウのみがスクリーンショットとして保存されます。

パソコンの画面全体だと余計なものが写ってしまうことが多いため、使い勝手の良いスクリーンショットの撮影方法といえるでしょう。スクリーンショットの保存先や、保存先の変更方法はPrint Screenのみを押した場合と同様です。

また、「OneDrive」を利用している場合、OneDriveには「スクリーンショット共有機能」があるため、これまで紹介してきた撮影方法でのスクリーンショットは自動的にOneDrive内の「スクリーンショット」フォルダに保存されます。

スクリーンショット共有機能は以下の手順で無効にすることができます。

スクリーンショット共有機能を無効にする手順
  1. タスクバー右下にある「OneDrive」のアイコンをクリックします。 OneDriveのアイコンが表示されていない場合は、「スタート」メニューからOneDriveを起動しましょう。
  2. メニューが表示されるので「その他」をクリックします。
  3. 「設定」をクリックします。
  4. 「自動保存」タブの「作成したスクリーンショットをOneDriveに自動的に保存する」のチェックを外します。
  5. 「OK」をクリックすると設定が完了します。

Snipping Toolを使う

Windowsに標準搭載されている「Snipping Tool」でもパソコンの画面を画像として保存することができます。 Snipping Toolの使い方は以下の通りです。

Snipping Toolの使用手順
  1. 「スタート」メニューから「アクセサリ」をクリックします。
  2. 表示された一覧から「Snipping Tool」をクリックします。
  3. Snipping Toolが起動するので、「モード」から任意の領域切り取り方法を選択します。
  4. 「新規作成」をクリックするとマウスポインタが十字に変化するので、画像として切り取りたい領域をドラッグして選択します。 選択した領域は画面上部のツールを使用することでコメントを書くなどの編集をすることもできます。
  5. 「ファイル」をクリックし、「名前を付けて保存」から画像を保存します。

切り取り&スケッチを呼び出す

「切り取り&スケッチ」はSnipping Toolがバージョンアップしたアプリです。 Snipping Toolを起動した際に「切り取り&スケッチを使ってみる」をクリックするとこちらのアプリを使うことができます。 切り取り&スケッチの使い方は以下の通りです。

切り取り&スケッチの使用手順
  1. 画面上部に表示されたツールバーから「新規作成」をクリックします。 新規作成は一番左のアイコンです。
  2. 切り取りたい範囲をドラッグして選択します。
  3. 選択した範囲がスクリーンショットとして保存されます。
  4. 右下に表示された通知をクリックすると、編集や保存ができます。 編集では、ツールやマーカーを用いて画像に書き込みができます。

スクリーンショットを撮る際の注意点

スクリーンショットは簡単に撮ることができる便利なものですが、少なからず注意点も存在します。 スクリーンショットを撮る際の注意点は以下の3つです。

スクリーンショットを撮る際の注意点
  • 不要な部分はトリミングする
  • 保存先を把握しておく
  • 動画配信はスクリーンショットが使えない可能性あり

それぞれ詳しく解説します。

不要な部分はトリミングする

スクリーンショットはパソコンの画面全体を画像として保存してしまうため、不要な部分まで含まれてしまっていることが多々あります。 漠然と画面全体を撮ったスクリーンショットでは説明に用いる際にも、自分で後々確認する際もわかりづらいものとなってしまうため、不要な部分はペイントなどの編集アプリでトリミングすることをおすすめします。

ペイントを用いたトリミングの手順は以下の通りです。

トリミングの手順
  1. ペイントを起動し、「ファイル」タブから「開く」をクリックします。
  2. トリミングしたい画像を選択し、「開く」をクリックします。 トリミングしたい画像を直接ペイントにドラッグ&ドロップしても画像を開くことができます。
  3. 必要に応じて画像のサイズを調整します。 右下に表示されているバーの「-」と「+」をクリックすることで調整できます。
  4. 画面左上の「選択」をクリックします。 「選択」が表示されていない場合は、「イメージ」をクリックすると表示されます。
  5. マウスをドラッグしてトリミングしたい範囲を選択します。
  6. 画面左上の「トリミング」をクリックするとトリミングが完了します。 「トリミング」が表示されていない場合は、「イメージ」をクリックすると表示されます。
  7. トリミングした画像を保存します。

保存先を把握しておく

スクリーンショットの保存先はあらかじめ把握しておきましょう。 保存先を把握しておかないと、スクリーンショットを撮ったとしてもその画像がどこにあるのかがわからなくなってしまいます。

基本的には「スクリーンショット」フォルダに保存されるため、まずは「スクリーンショット」フォルダを探してみてください。 また、保存先を把握していたとしてもハードディスク(HDD)やSSDの容量が埋まっていると容量不足のためスクリーンショットを撮ることができなくなります。

スクリーンショットは手軽に撮れることもあり意外に容量を圧迫していくので、不要な画像やアプリは定期的に削除するようにしましょう。

動画配信ではスクリーンショットが使えない可能性あり

動画配信サービスで見ることができる映画やアニメなどの映像コンテンツは、スクリーンショットを撮っても画像が真っ黒になってしまうことがあります。 これは「HDCP」と呼ばれる、著作権保護の技術が採用されているためです。

HDCPは、不正コピーや違法アップロードの防止が目的のため、スクリーンショットが撮れないようになっているのです。

また、セキュリティソフトの設定によってスクリーンショットが真っ黒になってしまう場合もあります。これはセキュリティ対策でスクリーンショットが制限されていることが原因です。

セキュリティソフトの設定を変更すれば正常に撮れるようにある可能性もありますが、その分セキュリティ面では脆弱になってしまうため、設定を変更することはおすすめしません。

まとめ

今回の記事では富士通のパソコンでスクリーンショットを撮る方法について解説しました。 今回紹介した方法を試してもスクリーンショットが撮れない場合、キーボード、あるいはパソコン本体が故障している可能性があります。

どうしてもスクリーンショットを撮ることができなくて困っているという人はぜひパソコン専門業者のファストPCリペアにお問い合わせください。

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